ここまでリーグ戦でレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマ、レヴァークーゼンFWハビエル・エルナンデス、レスター・シティFWジェイミー・バーディが5得点、ユヴェントスFWパウロ・ディバラ、マリオ・マンジュキッチ、バルセロナFWネイマールが4得点を決めているが、レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスはこれらを上回る6得点を記録している。
ラモスは21日に行われたマラガ戦で空中戦の強さを活かして2得点を挙げ、連敗中だったチームを見事に救ってみせた。これでラモスの成績はリーグ戦11試合出場で6得点となり、これだけ見ればストライカーのようにも思える。それだけラモスの得点感覚は優れている。
スペイン『MARCA』もベンゼマやバーディなど欧州を代表するエースストライカーたちがラモスよりも得点数が少ないことを取り上げており、センターバックの異常な得点能力に驚いている。しかも今回のマラガ戦ではベンゼマやクリスティアーノ・ロナウドら取るべき選手たちがチャンスを何度も逃しており、それもラモスの得点感覚を際立たせている。
今や183cmのラモスはセットプレイで最も恐ろしい選手になりつつあり、相手チームにとっては分かっていても止められない厄介なものになっている。