バルセロナがファン・ハールの偉大な功績を称える「クラブの歴史に足跡を残した」

「現時点では引退ではなく“休養”」

アヤックスを皮切りに5つの欧州クラブで指揮を執り、オランダ代表監督も歴任したルイ・ファン・ハール氏。一時は監督業引退を表明したと複数のメディアで報じられていた同氏だが、「引退するかどうかは今後のオファー次第。現時点では引退ではなく“休養”」と発言したことが、英『BBC SPORT』やスペインのラジオ局『Cadena Ser』で伝えられている。

2度にわたり同氏が指揮を執ったバルセロナがクラブ公式ホームページを通じ、同氏の偉大な功績を称えた。

「ファン・ハール氏はカルレス・プジョル、シャビ・エルナンデス、ビクトル・バルデス、アンドレス・イニエスタをトップチームに引き上げた指揮官だ。この功績はタイトル獲得以上に称えられるべき事実であり、彼はこのクラブの歴史に足跡を残したと言っても過言ではない」
欧州屈指の戦術家としてサッカー界に名を馳せたファン・ハール氏。強烈な個性の持ち主であるがゆえにスター選手と衝突するケースが散見されたものの、バルセロナの地で育て上げた教え子たちが才能を開花させ、後にチャンピオンズリーグや欧州選手権、ワールドカップの優勝を経験するまでに成長したことは事実である。「監督業を続けるかどうかは今年の6月か7月に決める」と発言したことが英『BBC SPORT』で報じられている同氏だが、今後現場復帰の機会がおとずれるのだろうか。

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