FC東京は14日、SVホルンへ期限付き移籍していた元日本代表GK権田修一との契約を、双方合意のもと解除することになったと発表した。
現在27歳の権田はFC東京の下部組織出身で、2007年にトップチームへ昇格。これまでJ1通算183試合、J2通算20試合に出場し、長きに渡りチームのゴールマウスを守ってきた。しかし、2015年にオーバートレーニング症候群を発症し、戦線離脱。復帰後はACミランの本田圭佑がオーナーを務めるSVホルンへ期限付き移籍していた。
そんな権田はクラブの公式サイトを通じて「このたび、1月31日までヨーロッパでのプレーの可能性を探るために、FC東京を離れることになりました。FC東京での約19年間で、選手としてはもちろん、人間としても大きく成長させてもらいました。本当にありがとうございました」とコメント。さらに自身の公式Twitterを通じて「FC東京と契約を解除することになりました。今は何も決まっていない状況で、1月末まで欧州で所属クラブを探します。自分で決めた道を信じて進みたいと思います」と想いを綴っている。
はたして、権田は欧州で新天地を見つけることができるのだろうか。復活をかけて、己の信じた道をひたすら突き進む。