いつの間にか”組織のレアル、個のバルサ”になっている? BBCとMSNの比較で分かる依存度

レアルは誰でも得点を奪えるチームに

レアルは誰でも得点を奪えるチームに

得点を喜ぶレアルの選手たち photo/Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド、ルカ・モドリッチ、ガレス・ベイルを欠いてもセビージャ相手に負けない戦いができるところに、今のレアル・マドリードの強さが表れている。レアルはコパ・デル・レイ5回戦でセビージャと対戦したが、エースのロナウドは第1戦にも第2戦にも出場していない。それでもハメス・ロドリゲス、マルコ・アセンシオら出場機会の限られている選手たちの活躍で準々決勝進出を決めている。

一方のライバル・バルセロナは、リオネル・メッシの能力でアスレティック・ビルバオを退けている。メッシはビルバオとの2試合でフリーキックを2本も炸裂させ、チームを準々決勝に導いた。メッシがいなければどうなっていたかは分からなかっただろう。

スペイン『as』も、両クラブのバックアッパーの違いを取り上げている。今季のバルセロナはメッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのMSNでチーム全体の62・03%の得点を決めているが、レアルはベイルが負傷離脱していることもあり、カリム・ベンゼマを加えたBBCはチーム全体の42・17%の得点を奪うに留まっている。しかし、驚くことにレアルのフィールドプレイヤーで得点を奪っていない選手がDFファビオ・コエントラン1人しかいないのだ。バルセロナには得点を決めていない選手が7人もいる状況で、層の厚さではレアルが上回っていると言える。

確かにMSNが好調の時のバルセロナはとんでもない破壊力を持ったチームになるが、シーズンを通してパフォーマンスを維持するのは簡単なことではない。現に今季はネイマールが得点を奪うことに苦労しており、MSNの爆発不足こそリーグ戦でレアルに首位を譲っている原因と言える。今季のレアルには3冠達成も可能ではないかとの声もあるが、それも主力と控えの間に大きな差がないからこそ言えることだ。

いつの間にか組織力のレアル、個のバルセロナといった構図になってきているが、今は誰が出場しても結果を出せるレアルの方が上手か。

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