本田圭佑はスソのバックアッパーでもない? ガッリアーニ氏「サイドアタッカーだけを探している」

スソとボナベントゥーラの負担軽減へ

今季のミランはヴィンチェンツォ・モンテッラの采配もあって好調を維持している。マヌエル・ロカテッリやジャンルイジ・ドンナルンマなど若い選手がチームを引っ張っており、クラブのアドリアーノ・ガッリアーニCEOもそれを喜んでいる。

伊『Rai Sport』によると、ガッリアーニ氏は今後数年にわたって主力を務められるであろう若手の活躍に満足しており、「我々は若いイタリア人選手が上手くやっていることを喜んでいる。1999、2000年に生まれた選手もいて、彼らは今後数年間トップチームでやれるだろう」とコメント。将来にもつながる現在のチーム運営に納得しているようだ。

ただし、同氏にも気になっていることはある。それは右サイドのスソ、さらにインサイドハーフや左ウイングで起用されているジャコモ・ボナベントゥーラに負担がかかっていることだ。この2人は絶対外せない存在で、彼らが抜ければチームのクオリティはガクリと落ちる。
同氏は「我々には多くのDF、MF、ストライカーがいる。ただサイドアタッカーだけを探しているんだ。できれば右でも左でもやれる選手をね。そうした選手がくればスソとボナベントゥーラを時折休ませられるだろう」とコメントしており、今のチームにはスソらのバックアッパーが不在と捉えているようだ。

右サイドには日本代表MF本田圭佑もおり、今季終了後まではチームに留まるとも言われている。ただしクラブは本田をスソのバックアッパーとは捉えていないようで、もう1人はサイドアタッカーをプラスしたいと考えだ。本田にとっては苦しい状況で、今後出番を掴むのは難しいかもしれない。

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