もう吉田麻也を”センターフォワード”にしろ? 見事なヘディング弾に「ファン・ダイクと最前線に」

ノリッジ戦で見事なヘッド

7日に行われたFAカップ3回戦のノリッジ・シティ戦に先発フル出場を果たしたサウサンプトンDF吉田麻也は、後半22分にヘディングから見事な追加点を奪った。チームは試合終了間際の失点で2-2と引き分けてしまったが、吉田のヘディングは見事だった。

この試合では吉田の相棒を務めたフィルジル・ファン・ダイクも得点を記録しており、英『Daily Mail』は「両者の得点は素晴らしいものだった」と称賛。後半ロスタイムまでは勝利にふさわしい内容だったと伝えている。

ただし、気になるのは2得点ともセンターバックによるものだったということだ。今季のサウサンプトンは前線の選手がなかなか得点を決められない状況が続いており、12月28日のトッテナム戦でも唯一の得点を決めたのはファン・ダイクだった。ヨーロッパリーグのグループステージ最終戦となったハポエル・ベア・シェバ戦で追撃のゴールを決めたのもファン・ダイクで、後半ロスタイムには吉田が惜しいヘディングシュートを放つシーンもあった。DFに得点部分を頼っているのは問題で、SNS上ではサウサンプトンサポーターから攻撃陣への不満とも取れる意見が出ている。
「吉田とファン・ダイクが得点。ストライカーが必要だ」

「新しいFWなど不要だ。ガルドーシュをセンターバックにし、ファン・ダイクと吉田が最前線だ」

サウサンプトンは毎年のように主力選手が引き抜かれる厳しい環境下にあるものの、今季の得点力不足は深刻なレベルにある。今回の試合もそれが浮彫りとなる内容だったが、サウサンプトンの前線はいつ爆発するのか。

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