5日、UEFAはファン投票で決まった年間ベストイレブンを発表した。11人中8人がリーガ・エスパニョーラの選手で構成されており、バルセロナとレアル・マドリードの選手たちだけで半数以上を占めている。
バルセロナからはDFジェラール・ピケ、MFアンドレス・イニエスタ、FWリオネル・メッシの3名、レアルからはDFセルヒオ・ラモス、MFトニ・クロース、ルカ・モドリッチ、FWクリスティアーノ・ロナウドの4名が選ばれている。
その他にはセリエAからユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォン、DFレオナルド・ボヌッチの2名が、ブンデスリーガからはバイエルンDFジェローム・ボアテングが選ばれている。この結果を嘆いているのが英『Daily Mirror』だ。
今回のイレブンにはプレミアリーグの選手が1人も選ばれておらず、同メディアはマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバもアーセナルFWアレクシス・サンチェスも、マンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロも入っていないと嘆いている。プレミアリーグは世界で最も競争力が高くて熾烈なリーグとも言えるが、年間ベストイレブンに1人も入らないのは少々寂しい。
近年はチャンピオンズリーグで結果を出せていないこともあり、欧州はスペイン勢とドイツ勢が支配している感もある。プレミアリーグはジョゼップ・グアルディオラやジョゼ・モウリーニョなど世界を代表する名将が集まっているが、世界を代表するスター選手はいないのか。