「イブラがモナコにいればチャンピオンになってた」 モナコGKが語る”王様”の圧倒的存在感

PSG不調の理由はイブラで片付く

今季のリーグ・アンは少々特殊な状況にある。近年フランスを支配してきたPSGが3位と苦しんでおり、伏兵ニースがPSGに勝ち点5差をつけて首位に立っている。2位には56得点と攻撃陣が爆発しているモナコが入っており、今季のリーグ・アンは荒れている。

では、PSGの何が変わってしまったのか。一言で表すならばズラタン・イブラヒモビッチがいるかどうかだ。イブラヒモビッチは昨季終了後にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、イングランドでも得点を量産している。PSGにとってイブラヒモビッチの抜けた穴は想像以上に大きく、それが3位という結果に繋がっているとも言える。

『FourFourTwo』によると、モナコのGKダニエル・スバシッチもイブラヒモビッチの凄さを痛感している。スバシッチはPSGが3位に落ちていることについて、「PSGに何が起きたか?イブラがいないね。彼はシーズンに30ゴール15アシストは決める選手で、リスペクトされるべきだ。昨季彼らは僕たちに30ポイントも差をつけていたけど、もしイブラがモナコでプレイしてたら僕たちがチャンピオンだったと思うよ」とコメント。イブラヒモビッチの存在こそPSGが強かった理由だと主張している。
また、今季ニースで大暴れしているFWマリオ・バロテッリにも言及。バロテッリについては代理人のミーノ・ライオラ氏がよくイブラヒモビッチと比較しているが、スバシッチは「バロテッリがニースのズラタン?まさか。全然違うよ。彼は良い選手だけど、イブラの穴は埋められないね」とコメントしており、ここでもイブラヒモビッチの凄さをアピールしている。

PSGにとって国内リーグで躓くなど許されないことだが、これも全てはイブラヒモビッチが抜けたからなのか。今になってイブラヒモビッチの大きさを感じているはずだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ