ジルーの”スコーピオン”もルーニーのオーバーヘッドには及ばない 「行き当たりばったりなゴール」

スーパーゴールとは呼べない?

1日のクリスタル・パレス戦でアーセナルFWオリヴィエ・ジルーが決めたスコーピオンキックが大きな話題を呼んでいる。ジルーは左サイドからのクロスボールをバックヒールで合わせる見事なシュートを披露し、チームを勝利に導いた。先日マンチェスター・ユナイテッドMFヘンリク・ムヒタリアンが決めたものと合わせ、どちらのスコーピオンキックがよかったかといった議論まである。

しかし、解説を務めるジェイミー・レドナップ氏はジルーのスコーピオンキックの評価に納得していない。英『Daily Mail』によると、同氏はジルーのゴールにはラッキー要素が詰まっていたと語り、プレミアリーグのベストゴールにはふさわしくないとの見方を示している。

「ジルーのスコーピオンキックは私が見た中でもベストな行き当たりばったりゴールだったよ。あのようなプレイは彼の引き出しにあるとは思わなかった。ジルーの価値を下げるわけではないが、あのゴールは私が思うプレミアリーグのベストゴールTOP20には入らないね。アンリがマンチェスター・ユナイテッド戦で決めたボレーシュート、ルーニーがマンチェスター・シティ戦で決めたオーバーヘッド、デル・アリが昨季のクリスタル・パレス戦で見せたフリック&ボレーと同じところには入らないね」
アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲルはキャリアの中でもトップ5に入るゴールと称賛していたが、レドナップ氏は偶然によるものとの認識だ。見ていた者を驚かせるゴールだったのは間違いなく、今季のベストゴールを決める際には偶然かスーパーゴールか議論されることになりそうだ。

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