「清武ならドルトムントとバイエルン以外の全てのクラブを助けられる」 ドイツ知る“司令塔“にサポーターから高評価

ブンデスリーガの4クラブが興味

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セビージャの清武 photo/Getty Images

今夏移籍したセビージャではほとんど出場機会がない状態だが、日本代表MF清武弘嗣はドイツから非常に高い評価を受けている。独『Transfermarkt』によると、現在清武にはケルン、ヘルタ・ベルリン、シャルケ、ヴォルフスブルク、さらにはスペインのデポルティーボまで興味を示していると言われている。ドイツのクラブからの人気は高く、昨季までブンデスリーガで見せていた清武のパフォーマンスは強烈なインパクトを与えているようだ。

ヘルタのパル・ダルダイ監督は清武の高精度なキックを欲しているようで、セットプレイから精度の高いボールを蹴ることができると高く評価されている。清武は昨季まで所属していたハノーファーでも、日本代表でもコーナーキックやフリーキックを担当しており、司令塔を求めているチームにとってブンデスリーガの環境を知る清武は魅力のある選手と言えるだろう。ヴォルフスブルクではDFリカルド・ロドリゲスも高精度のキックを持っているが、同選手には欧州の複数クラブが興味を示している。ロドリゲスがクラブを離れる場合は清武のような存在は貴重になる。

また、一部のヴォルフスブルクサポーターからは「清武が残留争いの厳しさを知っていることが大きい」との意見もある。現在ヴォルフスブルクは4勝4分8敗と苦戦しており、降格圏まで勝ち点差4しか変わらない13位に位置している。清武は昨季もハノーファーで残留をかけて戦っており、残留争いの厳しさを経験している。さらにサポーターからは「清武はドルトムントとバイエルン以外の全てのクラブを助けることができる」との意見もあり、ドイツでは非常に評価が高い。
清武もセビージャで試合に出場できない状態が続くのは問題で、言語の問題もある。ドイツは慣れた舞台でもあるが、今冬にもドイツへの帰還を実現させるべきか。

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