「クロップはゲッツェ、香川を失っても……」 チームの”エース”に頼らずとも勝つ闘将に称賛の声

連勝続けるリヴァプール

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リヴァプールを率いるクロップ photo/Getty Images

今季のリヴァプールは本物なのか。11月26日のサンダーランド戦で10番を背負うMFフィリペ・コウチーニョが負傷離脱してからも得点ペースは衰えず、27日のストーク・シティ戦もアダム・ララーナやダニエル・スタリッジの得点で4-1と快勝を収めている。

米『ESPN』は、ここに指揮官ユルゲン・クロップの凄さがあると感じている。コウチーニョ離脱はリヴァプールにとって痛手だったが、別の選手で確実に穴を埋めてきた。ボーンマスに3-4で敗れるなど残念な試合があったのも事実だが、それでも攻撃陣は3得点奪っている。

同メディアは、ドルトムントを指揮していた頃からクロップはこうした穴埋めが上手だったと伝えている。その例として挙げられているのがMFマリオ・ゲッツェと日本代表MF香川真司だ。
同メディアは「クロップはゲッツェをシーズンの大部分、さらに別のシーズンでは香川を失いながらもブンデスリーガを2度制した」と伝えており、コウチーニョや香川らチームの柱に頼らずとも結果を残せる指揮官だと強調している。

クロップは先日ジエゴ・コスタとエデン・アザールのキーマン2人を負傷で欠いていないチェルシーがラッキーな存在だとコメントしていたが、リヴァプールはスタリッジやコウチーニョらが離脱しながらも首位争いに絡んでいる。首位チェルシーとは勝ち点差が6離れているが、主力が離脱せずに後半戦を戦うことができれば逆転の可能性もあるかもしれない。

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