レアル時代の辛さを語るスペイン人MF「あそこに加入してから考え方が完全に変わった」

競争の激しさを語る

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現在はセリエAに身を置くバレーロ photo/Getty Images

ある時点を境にして、彼はフットボールへの見方が激変してしまったようだ。イタリアのフィオレンティーナに所属するスペイン人MFボルハ・バレーロが、古巣レアル・マドリード在籍当時の苦悩を明かしている。

1995年からのおよそ10年間をレアルのユースチームで過ごしたバレーロは、21歳で同クラブのトップチームデビューを果たしたものの、レギュラーメンバーとして継続的な出場機会を得るには至らず、2007年にマジョルカへ移籍。その後もウェストブロムウィッチやビジャレアルでのプレイを経て、2012年よりフィオレンティーナに在籍している。そんなスペイン人MFが若き日の辛い思い出を語り、欧州屈指の名門で繰り広げられるハードな競争について言及した。スペイン紙『MARCA』を含む複数メディアがバレーロのコメントを伝えている。

「昔の僕はとてもフットボールが大好きだったんだけど、レアル・マドリードに加入してからその考えが完全に変わってしまったよ。もちろんレアルのようなクラブに加入できたのは恵まれたことだ。あそこの下部組織で切磋琢磨する300人以上の若いフットボーラーと共に過ごした。でもその内85%の選手がトップチームデビューを飾ることなく解雇通告をされてしまうんだ。ユースにいた若い人は皆、素晴らしいフットボーラーになりたいと心から願っている。世界中に名前が知られ、成功を勝ち取ることができた選手は、これからを戦う若い世代の子に向けて本当に求めるべき価値が何なのかを伝えていく必要があると思うね」

とりわけレアル・マドリードにおいてはユース上がりの選手だけでなく、100億円以上の移籍金でやってきたコロンビア代表のエースですら、トップチームの先発に入ることができない現状がある。バレーロの指摘する通り、世界の名だたるビッグクラブで輝きを放つタレントは、ごく一握りの天才たちで、その背景には夢を叶えることのできなかった多くの若者たちがいるのだろう。

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