格の違いを見せつけられたライプツィヒ 指揮官が自軍のプレスをいなした敵将の采配に脱帽

「我々に全くチャンスがなかった」

「我々に全くチャンスがなかった」

バイエルンの横綱相撲に屈したハーゼンヒュットル監督 photo/Getty Images

21日にブンデスリーガ第16節が行われ、同リーグ2位のライプツィヒが首位バイエルン・ミュンヘンに0-3で敗れ、首位浮上のチャンスを逃した。同クラブは相手の素早い攻守の切り替えや長短のパスを織り交ぜた攻撃に苦しめられ、前半だけで3点を献上。30分にはエミル・フォルスベリがフィリップ・ラームに対するラフプレイで一発退場となり、万事休すとなった。

同クラブを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後のコメントで、自軍の持ち味である連動性のある守備をさせなかった敵将カルロ・アンチェロッティの采配を称えた。

「カルロ、そして彼の素晴らしいチームにおめでとうと言いたい。彼らは今日、彼らがしたいプレイを最初から表現していたからね。前半、我々には全くチャンスがなかったよ。たとえ我々が最高のパフォーマンスを披露したとしても、難しい試合になっていただろうけどね。本来もっとできるはずだったんだけど、今日の我々は一致団結した守備を実践できなかった。この試合は良い教訓になったよ」

遅攻と速攻を巧みに使い分ける王者バイエルン・ミュンヘンを前に、成す術もなく敗れたライプツィヒ。ハーゼンヒュットル監督がこの惨敗を受け、どのように自軍の戦術をアップグレードさせていくかに注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ