「いつか日本もスペインのようにW杯を!」 キャプテン翼作者が願う”小さな巨人”の大躍進

日本人にもチャンスはある

日本人にもチャンスはある

日本と体格似ているスペイン人選手 photo/Getty Images

クラブワールドカップ決勝で鹿島アントラーズとレアル・マドリードが対戦する。これは日本サッカー界にとって大きな一歩と言えるのではないだろうか。そう、日本がいつかワールドカップを制するための一歩だ。

この決勝を前に、スペイン『as』はキャプテン翼の作者である高橋陽一氏のインタビューをおこなっている。キャプテン翼は日本はもちろん、世界のサッカー少年たちに強烈なインパクトを与えた作品であり、サッカーの発展に大きな影響があった。その高橋氏の望みの1つこそ、日本がワールドカップを制することだ。

同メディアは高橋氏に「世界最高のリーグは?」と質問し、それに対して同氏はリーガ・エスパニョーラと答えている。特にバルセロナのスタイルがお気に入りのようで、その理由はスペイン人選手がそれほど大きくないからだ。
「スペインのスタイルには非常に興味がありますね。他の欧州の国と比較してもスペイン人選手は背が高くないし、パワーがあるわけでもない。そこは日本人と似てますね。スペインは強豪チームをパスで崩してしまう。そのスタイルはすごく好きですし、いつの日か日本もスペインと同じようなスタイルでワールドカップを制してほしいですね」

スポーツの世界といえば体が大きい選手の方が有利との考え方もあるが、サッカーの世界では小柄なスペイン代表やチリ代表が結果を出している。体格が似ている日本人にもチャンスはあるはずだ。今回は白い巨人レアルにスタメン全員が日本人選手である鹿島が挑むが、これは大きなステップだ。鹿島らしい堅実な攻め、そして日本人らしいパスワークで世界の強豪を崩せるか。

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