今季なかなか結果が出ていないインテルは、今冬の補強に注目が集まっている。一部では新たなサイドバックを獲得するといった情報もあるが、気をつけるべきは今夏獲得したブラジル代表FWガビゴルこと、ガブリエル・バルボッサの扱いだ。
ここまでほとんど出場機会を得ていないバルボッサは、1月にレンタル移籍する可能性が噂されている。スペインのラス・パルマスが興味を示していると言われており、出場機会が得られないのであればレンタル移籍するのも手だ。ただし、ガビゴルについては慎重に動かなければならない。過去にインテルはフィリペ・コウチーニョという才能をみすみす手放してしまっているからだ。
伊『Calciomercato』によると 、それはクラブのピエロ・アウリジオSDも理解しており、まだガビゴルについては何も決定していないとコメント。加えて、コウチーニョやミランで活躍しているスソのように我慢が必要だと慎重な姿勢を見せている。
「我々はまだガビゴルについては決断していないよ。ピオリとは登録選手を少なくする必要があることで合意はしている。1月に我々がどう決断するかだ。ガビゴルは成長しているし、改善されている。これを続けてもらいたい。我々には我慢が必要なんだ。コウチーニョやスソが良い例だよ。彼らも初めはリーグにフィットしているようには見えなかったが、今ではトッププレイヤーだ。ガビゴルにも大きな才能があるし、時間が必要なのさ」
ガビゴルの代理人はインテルでレギュラーになれると自信を持っており、レンタル移籍には否定的だ。インテルが今後どうガビゴルを育てていくつもりなのかが重要だが、インテルは第二のコウチーニョにしないために正しい決断を下せるか。