インテル、ピオリ体制初の公式戦連勝! ブロゾビッチの2発でジェノアに勝利 長友はフル出場

ユーヴェ、ミランに勝利しているジェノアを撃破

ユーヴェ、ミランに勝利しているジェノアを撃破

ジェノア戦2ゴールのブロゾビッチ photo/Getty Images

日本代表DF長友佑都が所属するインテルは11日、セリエA第16節でジェノアをホームへ迎え入れた。新指揮官にステファノ・ピオリが就任して以来、公式戦2勝2敗1分でいまだ連勝がないインテル。試合前に発表されたスタメンのフォーメーションは[4-4-2]であったが、[3-4-3]で試合に臨んでいる。そんな中、長友は公式戦4試合ぶりにスタメンに名を連ねた。

濃い霧に包まれる中キックオフされた試合は、立ち上がりから両チームが高い位置で積極的にプレッシャーをかけ、中盤で激しい攻防がくり広げられるが、徐々にアウェイのジェノアペースに。しかし38分、先制したのはホームのインテルだった。右CKを得ると、クロスがファーへ流れ、マルセロ・ブロゾビッチのもとへ。インサイドで狙いすましたダイレクトシュートは右サイドネットに突き刺さり、インテルが1点リードして試合を折り返している。

後半に入ると、守備の安定を図るインテルはエデルに代えてフェリペ・メロを投入し、フォーメーションを[3-5-2]に。そしてペリシッチを投入した際に[3-4-2-1]に変更するなど、いく度となくシステム変更をして見せた。すると69分、カウンターからジョアン・マリオが左サイドをドリブル突破し、ペナルティエリア内まで侵入すると、中央でフリーのブロゾビッチへ折り返す。ボールを受けたブロゾビッチは落ち着いてゴールに流し込み、この日2点目を挙げた。
その後、両チームが一進一退の攻防を見せるが、試合終了のホイッスル。ホームのインテルが2-0で今季ユヴェントスやミランに勝利しているジェノアに撃破し、ピオリ体制初の公式戦で連勝を飾った。なお、長友はフル出場。ピンポイントクロスや中央へ切り込んでのシュートなど、攻撃面の要所要所で存在感を発揮している。

はたして、インテルはジェノア戦の勝利を機に、勢いに乗ることができるのだろうか。18日に行われる次節、アウェイでサッスオーロと対戦予定である。

[スターティングメンバー]
インテル:ハンダノビッチ、ダンブロージオ、ミランダ、ムリージョ、長友、カンドレーヴァ、ブロゾビッチ、ジョアン・マリオ(→バネガ 88)、エデル(→F・メロ 46)、パラシオ(→ペリシッチ 57)、イカルディ

ジェノア:ペリン、イッツォ、ブルディッソ、ムニョス、ラゾビッチ、リンコン、ヴェローゾ、ラクサール(→エデニウソン 85)、リゴーニ(→パンデフ 80)、オカンポス(→ニンコビッチ 57)、シメオネ

[スコア]
インテル 2-0 ジェノア

[得点者]
インテル:ブロゾビッチ(38、69)

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