ペップ・マンCがただ”無策”だっただけ レスター地元紙は久々の快勝に「興奮しすぎるな」と慎重

バーディをあれほど自由にするとは……

バーディをあれほど自由にするとは……

頭抱えるグアルディオラ photo/Getty Images

10日、レスター・シティは昨季の姿を取り戻したかのようなパフォーマンスを見せてマンチェスター・シティを4-2と撃破した。リヤド・マフレズとジェイミー・バーディの両エースが躍動し、間違いなくレスターにとって今季最高のゲームになったはずだ。

レスター本来の調子が戻ってきたかと思いたいところだが、地元紙『Leicester Mercury』はマンCが脆かっただけと見ている。マンCは指揮官ジョゼップ・グアルディオラの下で大きく変化しているが、この試合ではレスターの強みを無視したかのようなゲームプランだった。最終ラインは相変わらず高く、バーディに何度も裏に走られた。さらに同メディアは「マンCはマフレズに1対1の状況を初めて作ってくれたチーム」と伝え、今季は2,3人に囲まれることが多かったマフレズのマークが緩かったことに驚いている。

レスターは次節アウェイでボーンマスと対戦するが、同メディアは「興奮しすぎるべきではない。ボーンマスのエディ・ハウはバーディに後方のスペースを与えてはいけないことや、マフレズのマークを外してはいけないことをよく分かっている。ボーンマスはタイトに、深く、コンパクトにくるだろう。レスターが崩すのは難しくなる。レスターの状態が本当に戻ったかテストする場になる」と伝えており、ボーンマス戦は今回ほど簡単にはいかないとの考えを示している。
グアルディオラのように自身の攻撃的な哲学を押し通せば、それを跳ね返すだけの力をレスターは持っている。ボーンマスはもう少し慎重に戦ってくるはずで、今回のマンC撃破でバーディやマフレズの調子が戻ったと判断するのは早すぎるのかもしれない。

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