香川の「ビューティフルターン」からの得点も 英紙がマンU対トッテナムを前に2012年の熱戦振り返る

マンUが狂い始めた2012年

マンUが狂い始めた2012年

マンU時代の香川 photo/Getty Images

週末に行われるプレミアリーグ第15節の注目カードの1つが、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムの対決だ。マンUはこれ以上の勝ち点取りこぼしは許されず、ホームのオールド・トラフォードで何とか5位トッテナムを叩きたいところだ。その一戦を前に、英『METRO』が両チームによる過去の対戦を振り返っている。今回同メディアがピックアップしたのは、2012-13シーズンにオールド・トラフォードで行われた試合だ。この時は、日本代表MF香川真司がマンUに移籍したばかりだった。

試合はトッテナムがガレス・ベイルなどの得点で2点を先行し、ホームのマンUが追いかける苦しい展開に。後半に入るとナニの得点で1点を返すが、そのあとにデンプシーに決められて3-1。そこで一瞬の輝きを放ったのが香川だった。ロビン・ファン・ペルシーから縦パスを受けると、ペナルティエリア内でくるりと反転して左足で流し込んで再び1点差に。同メディアも「香川の素晴らしいゴールがマンUの希望を回復させた」と振り返っている。

しかし試合は2-3でマンUが敗れてしまった。思えば、マンUが狂い始めたのもこの頃からなのかもしれない。トッテナムがオールド・トラフォードで勝利を挙げたのはこれが25年ぶりで、マンUにとっては何とも屈辱的な敗戦だった。さらに次のシーズンもホームで敗れてしまい、トッテナムとの力関係に差がなくなってきた時期でもある。
昨季と2014-15シーズンはともにホームで勝利を収めているものの、今回も拮抗した展開になることが予想される。以前であればホームのトッテナム戦は確実に勝ち点を稼いでおきたいものだったが、今では負けるかもしれないとの不安もある中での戦いとなっている。

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