出番少ないけど「キング・オブ・アシスト」 出ればアシストするレアル10番どう扱うべき?

10番をどう評価する?

10番をどう評価する?

得点を喜ぶハメスとレアルの選手たち photo/Getty Images

レアル・マドリードの10番を背負うコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスをどう評価すればいいのか。指揮官のジネディーヌ・ジダンも迷っているのではないだろうか。

ここまでハメスはルカ・モドリッチやトニ・クロース、イスコ、マテオ・コバチッチらトップレベルの選手に囲まれている影響もあって出場機会が限られている。近いうちにスペインを離れる話も出ており、レアルにとってハメスは絶対に欠かせない選手というわけではなくなっている。

しかし、ハメスは試合に出れば結果を出している。フル出場した7日のチャンピオンズリーグ・ドルトムント戦では何度も好パスを出し、後半8分には左サイドからお得意のクロスでカリム・ベンゼマの得点をアシストしている。チャンピオンズリーグではスポルティング・リスボン戦でも左サイドの似たような位置からアルバロ・モラタのヘディング弾をアシストしており、左足の精度は相変わらず高い。
出場時間がそれほど多くない割には意外だが、ハメスは今季レアルでアシスト数が3番目に多い選手なのだ。スペイン『MARCA』も「キング・オブ・アシスト」と称賛しているが、ここまでハメスはリーグ戦とチャンピオンズリーグで2アシストずつの合計4アシストを記録している。

これより多いのは6アシストのトニ・クロース、クリスティアーノ・ロナウドの2人のみで、ハメスは試合に出れば結果を出している。チーム全体のレベルが高すぎるのか、ハメスの実力が足りないのか。10番を背負う男をどう評価すれば良いのか難しい状況となっている。

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