ポジション確保しきれていない長友にプレミアから熱視線 インテルは今冬に”SB改革”も

サイドバックは弱点と言われているが……

フランク・デ・ブール前指揮官の下ではポジションを確保しきれなかったインテル所属の日本代表DF長友佑都に、プレミアリーグのクラブから熱い視線が注がれている。

伊『Tuttomercato』によると、興味を示しているのはWBAだ。WBAは2015年の冬と夏にも長友獲得に動いていたとされるクラブで、長友は当時満足な出場機会を得ていない状態だった。しかし2011年からインテルでプレイする長友には誰にも負けないクラブ愛があり、これまではそれを貫いてインテルに残留してきた。結局はロベルト・マンチーニらの信頼も勝ち取り、長友はクラブの象徴とも言える存在になりつつある。

ただし、インテルにはサイドバックの陣容を見直そうという動きもある。今夏積極的な補強をおこなったインテルにおいて、唯一の弱点がサイドバックと言われていたからだ。ダビデ・サントン、ダニーロ・ダンブロージオ、クリスティアン・アンサルディ、そして長友を含め、フランク・デ・ブール前指揮官の信頼をガッチリと掴んでいた者はいない。現在はデ・ブールに代わってステファノ・ピオリが指揮官に就任しており、新たな競争が生まれることになる。
一部では今冬にインテルがサイドバックの補強に動くと言われており、放出候補となるサイドバックの選手も出てくるだろう。加えてインテルは選手が多すぎるという問題も抱えており、今の順位でフィニッシュするようなら人員削減に動かなければならない。となれば信頼されていないサイドバックから放出候補が出るのは確実で、30歳になっている長友の立場も安泰ではない。

昨夏もしきりに長友移籍の噂が流れていたが、インテルのサイドバック改革に長友の名前はあるのか。今回のWBAのように長友に興味を示しているクラブは存在し、今冬にも何か動きがあるかもしれない。

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