チェルシーは26日、プレミアリーグ第13節でトッテナムとホームで対戦した。試合は、7試合ぶりに失点するも、ペドロとビクター・モーゼスの2ゴールで逆転。チェルシーは2-1で勝利を収め、トッテナムに今季リーグ戦初黒星をつけて7連勝を飾った。
そんな中、この試合の終盤にチェルシー指揮官アントニオ・コンテとトッテナム指揮官マウリシオ・ポチェッティーノが肩を組みながら会話をする場面が見られた。第9節のマンチェスター・ユナイテッド戦でもジョゼ・モウリーニョとこうのように会話をする光景が見られ、試合後に「4-0の状況であのような喜び方はするべきじゃない。あれは相手を辱める行為だ」と非難されていたコンテ。そのため今回もファンの注目を集めていた。
この件について、試合後のインタビューでポチェッティーノは次のように触れた。英『Daily Mail』が伝えている。
「特に重要なことは話していないよ。仲良くおしゃべりをしただけだ。我々は友好な関係をもっているからね。ただ、内容は忘れてしまったけど、アクションについて話したんだ。今日の試合で、我々トッテナムファンもすばらしい雰囲気に飲まれてしまったからね。やはり、イングランドのサッカーファンは彼のようなタイプが大好きだよ」
今回は相手指揮官からお叱りを受けたわけではないようだ。ただ、ファンを煽って多くの声援をチームの後押しにするコンテ。これが現在のチェルシーの強さであり、ファンから彼が愛される所以なのかもしれない。