ラニエリの“迷采配”は報われず…… 岡崎より先にバーディ&マフレズ下げるもスペイン代表FWの2発でドロー

拮抗したチーム同士の対決に

拮抗したチーム同士の対決に

積極的な攻めを見せた岡崎 photo/Getty Images

日本代表FW岡崎慎司擁するレスターが26日、ホームでプレミアリーグ第13節ミドルズブラ戦に臨んだ。

国内リーグ14位と15位のチーム同士による対決なったこの一戦で、岡崎はジェイミー・バーディと共に2トップを形成。また肘打ちのペナルティーにより欠場したダニー・ドリンクウォーターのポジションにはアンディ・キングが先発として出場した。

試合は両チーム共にスローペースな立ち上がりとなり、ホームのレスターはボールの奪い所を見出すことができず、なかなか主導権を握れない。すると先手を打ったのはアウェイのミドルズブラだった。13分、左サイドからのグラウンダークロスを1トップのネグレドがダイレクトで合わせシュート。見事に抑えの効いたスペイン代表FWの一撃はゴール右に吸い込まれ、ミドルズブラが先制に成功する。

追い付きたいレスターはチームきってのチャンスメイカー、マフレズにボールを集め、局面打開を図る。30分には華麗なステップで相手DF陣を翻弄したマフレズが右サイドから中央へクロス。これに岡崎が宙を舞いながらの美しいオーバーヘッドで合わせるも、強烈なシュートは惜しくもバーに嫌われた。だが、日本代表FWがたぐり寄せた流れはレスターに傾いたままだ。チェンバースが競り合いの中でボールに手を触れてしまい、レスターにPKを献上すると、マフレズが冷静に突き刺し同点弾をマーク。また42分にはエリア内で岡崎に絶好のシュートチャンスが訪れるも、隣に居たバーディへのパスを選択し、9番がこれを決められない。得点の匂いが増し始めたところで前半終了の笛が鳴り響く。

前半の勢いそのままに後半もアグレッシブな攻めを見せたのはレスターだ。左右両サイドから積極的にクロスを送り、ミドルズブラのゴールマウスに襲いかかる。そんな中、指揮官のクラウディオ・ラニエリがバーディ&マフレズを共にベンチへ下げるという意外な采配を見せた。代わりに入ったスリマニとムサは普段であれば岡崎との交代でピッチに投入される選手たちである。この“小さな変革”後、レスターは3トップのような陣形で猛攻を仕掛けたが、すぐさま反撃を受けてしまう。後方からのロングパスに猛スピードで抜け出たネグレドがきっちりとネットを揺らし、勝ち越し弾を奪取。完全にプランを狂わされたラニエリは結局76分に岡崎を下げてグレイを投入し、再びバランスを保つ必要性に駆られた。

バーディにマフレズ、そして岡崎という主力組が不在となった終盤は、ピッチ上において前半のようなコンビネーションが生まれることはなかったが、93分に攻め上がったモーガンが倒されPKを獲得。これをスリマニが決めてレスターは冷や汗ものの同点弾をマークし、ホームで勝ち点1を獲得した。

[メンバー]
レスター:ツィーラー、フクス、モーガン、フート、シンプソン、マフレズ(→ムサ 68)、キング、アマーティ、オルブライトン、岡崎(→グレイ 76)、バーディ(→スリマニ 65)

ミドルズブラ:バルデス、ファビオ・ダ・シウバ、ギブソン、バラガン、チェンバース、クレイトン、デ・ローン、ラミレス(→フィッシャー 88)、フォーショー、ネグレド、トラオレ(→ストゥアニ 79)

[スコア]
レスター 2-2 ミドルズブラ

[得点者]
レスター:マフレズ(33)、スリマニ(93)
ミドルズブラ:ネグレド(13、72)

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