リベロ長谷部誠VS爆速ドルトムント攻撃陣 指揮官はオバメヤンら”オリンピック級スピード”を警戒

長谷部のリベロ起用からチームは安定

ここ数試合のフランクフルトは非常に好調だ。リーグ戦で最後に黒星を喫したのは10月1日のフライブルク戦で、それ以降は5試合連続で負けがない。国内カップ戦まで含めれば6試合連続無敗だ。そのチームを引っ張っているのは、間違いなくリベロ長谷部誠だ。これまでもサイドバックなど便利屋的選手として様々なポジションをこなしてきたが、現在はセンターバックとしてチームを統率する立場にある。

長谷部がリベロとして起用されるようになったのは最近ではあるものの、チームはここ5試合で1失点しかしていない。指揮官ニコ・コバチも長谷部を称賛していたが、明らかにリベロ長谷部の効果は出ている。

そのフランクフルトは26日、リーグ屈指の攻撃力を誇るドルトムントをホームに迎える。ドルトムントは先日のレギア・ワルシャワ戦で8得点を奪った勢いそのままにフランクフルト撃破を狙っていることだろう。しかし、今季フランクフルトはリーグで3番目に少ない9失点しか喫していない。加えてリベロ長谷部で堅くなっているチームを崩すのは簡単ではないだろう。
フランクフルトが警戒しているのは、ドルトムントのスピードだ。独『Bild』によると、指揮官のコバチは「ドルトムントのアタッカーはほとんどスピースター。スピードに関してはリーグNo.1だ」と警戒している。中でもチーム屈指のスピードを誇るピエール・エメリク・オバメヤンなどについては、オリンピック級のスピードと印象を語っている。

これをフランクフルトは抑えこめるのか。長谷部はボランチ起用の可能性もあると言われているが、ドルトムントの攻撃陣VS長谷部が統率する守備陣の攻防は非常に面白い対決となりそうだ。

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