これが本来の日本代表10番の姿! ”香川らしい”フィニッシュに英紙「大当たりのスタートに」

レギア・ワルシャワ戦で2得点1アシスト

味方からのパスを受け、ペナルティエリア内で相手選手を巧みにかわして強烈な左足のフィニッシュ。22日のレギア・ワルシャワ戦で見せたドルトムント所属の日本代表MF香川真司の得点は、実に香川らしい一撃と言えるものだったのではないか。今季の香川はゴンサロ・カストロ、戻ってきたマリオ・ゲッツェ、新加入のラファエル・ゲレイロなどとのポジション争いで苦戦が続いていたが、今回の試合では2得点1アシストと躍動。久々に目に見える結果を残すこととなった。

しかもチームも8得点を奪って勝利しており、英『Daily Mail』は香川が頭で決めた最初の得点からドルトムントの大当たりがスタートしたと活躍を称えている。ペナルティエリア内で相手をかわして決めた2点目については、相手DFの対応が緩かったとやや厳しめだが、あのような狭いスペースでもボールを操ってスペースを作り出せるのが香川本来の良さでもある。

インサイドハーフ起用が当たっているゲレイロは縦への推進力が魅力だが、あのように切り返しから逆足でゴールを狙うようなプレイはそれほど得意ではない。ゲッツェは同じようなことができそうだが、香川だからこそのプレイと言えるはずだ。果たして今回のパフォーマンスが序列争いに変化を与えるのか。一時は中盤の4番手とも言われたが、今回の試合は指揮官トーマス・トゥヘルへ強烈なアピールとなったはずだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ