ベルルスコーニ氏がまた!? モンテッラに”4-3-1-2″の使用求める「このシステムがあったから成功した」

今のスタイルはお気に召さず?

いったい今の好調ミランのどこに手を加えるというのか。ミラン会長のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラにシステム変更を求めているという。

現在のミランはカルロス・バッカ、エムバイェ・ニアング、スソの3トップを中心とした[4-3-3]で戦っており、それが好調の要因となっている。しかし伊『Corriere dello Sport』によると、ベルルスコーニ氏はこれに納得していない。1トップにウイング2枚の構成が気に入らないようで、自身の好む[4-3-1-2]を望んでいることを明かしている。

「私はモンテッラを称賛したよ。ただ、我々は戦術について異なった意見を持っている。ミランがここ30年世界で最も成功したクラブだったのは、2トップの背後に1枚のMFを配置するパターンがあったからだと確信している。モンテッラにもこれで前進してきたことを伝えている。1トップに2枚のウイングを置くのではなくね」
ベルルスコーニ氏が2トップの背後にトップ下の選手を配するシステムを好んでいるのは有名で、昨季途中まで指揮を執っていたシニシャ・ミハイロビッチも同氏から[4-3-1-2]の使用を求められたことを明かしている。結局これは機能しなかったのだが、それでも同氏は2トップ&トップ下の形を気に入っているようだ。

仮にそのシステムにしてしまえばスソを活かす場所がなくなってしまうようにも感じられるが、同氏にとってそんなことは気にならないのか。モンテッラもミランでの難しさを体感していることだろう。

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