本田のライバルはとんでもない! カットイン、縦突破のキレ抜群ドリブルに伊紙「ミニ・ロッベン」

右サイドを完全に支配

今季ミランの右サイドを支配しているFWスソは、こんなに上手い選手だったのか。驚かされているサッカーファンは多いはずだ。20日のミラノ・ダービーではウイングの選手らしい形から2得点を奪っており、どこか覚醒したような気配すら漂う。

この試合での1点目はウイングの選手らしく中へカットインし、カーブをかけたシュートでゴールを奪ってみせた。これはオーソドックスなスタイルと言える。驚きなのは、それにアクセントを加えた2点目だろう。左足でのシュートを警戒される中、スソはそれに対応して縦に突破。最後は利き足と逆の右足でゴールに流し込んだのだ。

このプレイについてスソは、「ミランダが僕の左足を消していたから、右に抜けてシュートを打った」と試合後に振り返っている。中へ突破するだけでなく、縦から右足のパターンまで完成すれば相手DFとしては厄介な存在になる。このパフォーマンスに、伊『Gazzetta dello Sport』は「ミニ・ロッベン」のニックネームまでつけている。同じ左利きのウイングとして、スソはロッベンを彷彿とさせるレベルにまで達しているのかもしれない。
スソが活躍している影響で日本代表MF本田圭佑にはなかなか出番が回ってこないが、ロッベン級とまで称賛されるパフォーマンスをミラノ・ダービーで見せられれば、さすがに状況を逆転させるのは厳しいかもしれない。

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