リーグ6連勝で首位浮上のチェルシー 更なる中盤の強化へ、インテル所属のフランス人大型MF獲得を画策か?

ミラノダービーで久々の先発出場

今季のプレミアリーグで第7節より6試合連続完封勝利をおさめ、一気に首位に浮上したチェルシー。最終ラインの人数を減らし、中盤の豊富なタレントを最大限に活かす布陣を編み出したアントニオ・コンテ監督の手腕が光っている。同監督は自身が志向する戦術をより浸透させるべく、新たな補強に着手するようだ。

同クラブが現インテル所属のフランス人大型MFジョフリー・コンドクビアを獲得候補にリストアップしたと、英『Daily Mirror』が伝えている。同選手は現在23歳で、188センチの長身や強靭なフィジカルを活かしたボール奪取、縦への推進力に魅力があり、インテルやフランス代表での将来を嘱望されている。また、20日に行われたセリエA第13節のミラノダービーで第6節以来の先発出場を果たすなど、ステファノ・ピオリ新監督を迎えた同クラブ内で出場機会を増やしつつある。しかし、コンドクビアが移籍をほのめかす発言をしたと英『Daily Mirror 』が伝えており、インテルを離れる可能性も否定できない状況だ。

エンゴロ・カンテとネマニャ・マティッチのボール奪取力や縦への推進力を活かす布陣を整え、守備力強化に成功したコンテ監督。今季の国内2冠や来季の更なるタイトル獲得に向け、カンテとマティッチに匹敵する逸材の獲得に準備を進める構えだ。セスク・ファブレガス、オスカル、ジョン・オビ・ミケルらの去就も含め、果たしてチェルシーはどのように陣容を整えるのだろうか。コンテ監督の大改革は、まだ始まったばかりだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ