欧州を震撼させた伝説のFKから早くも10年…… UCL公式Twitterなどが中村俊輔を称賛!

10年のときを経た今でも語り継がれる中村俊輔の栄光

世界屈指のフリーキッカーである横浜F・マリノスの元日本代表MF中村俊輔だが、彼を一躍世界に知らしめたのは、間違いなく10年前のマンチェスター・ユナイテッド戦からであろう。

当時スコットランドのセルティックに所属していた中村は、2006年11月21日に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ第5節でユナイテッドをホームへ迎え入れた。名将アレックス・ファーガソン率いるスター軍団のスタメンには、現在レアル・マドリードで活躍するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやイングランド代表FWウェイン・ルーニー、すでに現役を引退している元イングランドDFリオ・ファーディナンド氏らが名を連ねている。

そんな中キックオフされた試合は、80分経ってもスコアが動かず、ドローで終わるかと思われた。しかし81分、セルティックは中央からやや右にずれた約30mの位置でFKを獲得。キッカーを務めた中村が直接ゴールを狙うと、綺麗な弧を描いたボールはGKが触れない右上の完璧なコースに吸い込まれた。このゴールが決勝点となり、セルティックは決勝トーナメント進出を決めている。
そして10年のときを経た今でも、UEFAなどが中村の伝説を称えている。21日にチャンピオンズリーグの公式Twitterを更新したUEFAは「2006年の今日、マンチェスター・ユナイテッドを相手に中村俊輔がFKでセルティックを1-0の勝利へ導いた」と投稿。同日にセルティックも公式Twitterで「10年前の今日、こんなことがあった」と綴り、中村のFKを紹介している。

セルティックの歴史に残るFKを決めた中村。今後何十年も彼の伝説がクラブで語り継がれていくことになるだろう。

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