「ベルルスコーニが4-3-1-2の使用求めるから……」 元ミラン指揮官が明かす”ピッチ外”での大変さ

戦術、選手起用まで口出し

戦術、選手起用まで口出し

トリノを指揮するミハイロビッチ photo/Getty Images

ミランでの仕事がどれだけ大変なものか。昨季途中まで指揮を執ったシニシャ・ミハイロビッチが明かしている。

ミハイロビッチは混乱状態にあったチームに守備の意識を植え付け、何とか戦える集団を作り上げていた。コッパ・イタリアでも決勝までたどり着き、これはミハイロビッチの手腕なしでは達成できなかったはずだ。しかしミハイロビッチは今年4月に解任され、チームはさらなる混乱状態に陥った。

伊『Corriere dello Sport』によると、やはりミランで最も大変なのはシルヴィオ・ベルルスコーニ氏ら上層部の人間が口を挟んでくることにあったようだ。ミハイロビッチは戦術、選手の起用法で問題が起こっていたと語り、その難しさを明かしている。

「我々は序盤の数試合で無駄な時間を過ごしてしまった。なぜなら、ベルルスコーニが4-3-1-2でのプレイを求めたからだ。私もそれにトライしたけど、明らかに機能していなかったからね。それにベルルスコーニは2度もトレーニングに訪れ、ドンナルンマの代わりにディエゴ・ロペスを使うよう求めた。さらにロマニョーリも好んでいなかったし、ニアングもプレイさせなかった。私は彼のベストを引き出したけどね。今この3選手がいなかったら、ミランは今の位置にはいないだろうさ」

[4-3-1-2]はベルルスコーニ氏お気に入りのものだったが、ミハイロビッチの率いたミランは[4-3-3]をベースに成功を収めた。ベルルスコーニ氏の介入がなければ、もう少し上の順位でフィニッシュすることもできたかもしれない。ミハイロビッチは現在率いているトリノの方がやりやすいこともアピールしているが、ミランで指揮を執ることは想像以上に苦しい仕事だったようだ。

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