ミランの10番だけじゃない! 苦しむインテル10番にサビチェビッチ氏がライバル・ミランへの移籍を提案

ともに10番が苦しむ現状

ミランでは10番を背負う日本代表MF本田圭佑に批判的な意見も出ているが、ライバルクラブのインテルも似たような状況にある。10番を背負うFWステファン・ヨヴェティッチがほとんど試合に出ていないのだ。今季はリーグ戦で未だ先発出場がなく、今のチームではなかなか使うところがない。

そんなヨヴェティッチに、かつてミランでプレイしたデヤン・サビチェビッチ氏は移籍を勧めている。その移籍先は、何とミランだ。伊『Calciomercato』によると、サビチェビッチ氏はヨヴェティッチがインテルで上手く使われていないことを残念に思っており、ミランでは上手くやれるはずだと自身の古巣への移籍を期待している。

「ヨヴェティッチのような選手がインテルで出場機会を得ていないのは信じられないことだよ。マンチーニはヨヴェティッチを1トップで使っていたが、間違っている。彼はストライカーをサポートする選手だ。ヨヴェティッチが17歳の時、私はミランのSDに獲得を勧めた。だけど当時のクラブはブラジル人選手に心を奪われていたからね。私は今のミランでもヨヴェティッチがとても上手くやるはずと信じているよ」
インテルではなかなか起用される機会がないが、ミランにはヨヴェティッチのようなタイプの選手が少ない。カルロス・バッカをサポートする役割として起用することも不可能ではないはずだ。現在はミランとインテルの両クラブが10番の選手を上手く扱えていない奇妙な状態に陥っているが、ヨヴェティッチも新天地を探した方がいいかもしれない。

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