サポーターが”ネズミ”呼ばわりしたこと忘れない アザール父の消えない怒り「あれはやりすぎ」

モウリーニョ解任へ追いやった原因と批判

今でこそチェルシーMFエデン・アザールはサポーターから大絶賛されているが、1年ほど前にはサポーターから大ブーイングを受けていた。ジョゼ・モウリーニョを解任へと追いやったネズミのうちの1人と言われていたからだ。

当時はアザール、ジエゴ・コスタ、セスク・ファブレガスの3名がネズミだと批判され、サポーターは過激なバナーも掲げていた。現在はアザールが絶好調なために1年前のことを忘れている者も多いかもしれないが、アザールへの罵声を絶対忘れていない人物がいる。父親ティエリ・アザール氏だ。
英『METRO』によると、ティエリ氏には今もまだ当時のイライラが残っているという。サポーターがバナーを掲げて選手をネズミ呼ばわりするのはやりすぎだと語り、今でも心が痛んでいることを明かしている。

「父として本当にイライラさせられたのはバナーだ。ドレッシングルームには3匹のネズミがいて、そのうちの1人が息子だと。サポーターは少しやりすぎだ。エデンはモウリーニョを妨害するつもりなどないし、それはコンテら他の指揮官にも同じだ。エデンはただプレイしたいんだ。父としてあれは傷ついたよ」
調子がよければ絶賛され、悪ければブーイングを受ける。サポーターの対応は分かりやすいものだが、指揮官を解任へ追いやった張本人と批判するのはやりすぎだったのかもしれない。

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