リーグ11試合で僅か1勝のサンダーランド レスターで燻ぶるアルゼンチン人FWに触手か?

デフォーに依存した攻撃から脱却できるのか?

今季のイングランド・プレミアリーグ第11節終了時点で僅か1勝の最下位に沈むサンダーランド。失点の多さもさることながら、これまでリーグ戦の総得点が9にとどまっており、なおかつその内の6得点がFWジャーメイン・デフォーによるものと、同選手に依存した攻撃が原因で深刻な得点力不足に陥っている。同クラブのデイビッド・モイーズ監督はこの問題を解決するために新たな点取り屋の獲得に乗り出すようだ。

同クラブは現レスター所属のアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアの獲得を検討していると、英『THE Sun』が伝えている。同選手は今季のリーグ戦7試合に出場しているが、全て途中交代出場と充分に出場機会を得ているとは言い難い。また、レスターは昨季から所屬する日本代表FW岡崎慎司やイングランド代表FWジェイミー・バーディのほかに、今夏にアーメド・ムサやイスラム・スリマニを獲得するなど最前線のスタメン争いが激化しており、ウジョアの今後のクラブ内の序列は不透明な状況だ。同選手はこのような状況を受け、移籍を検討していると同紙が伝えている。

昨季も少ない出場時間のなかで同クラブに勝ち点をもたらす重要なゴールを決めて存在感を示してきたウジョア。激化する最前線の競争から手を引き、新たな環境に身を置くことになるのか。そして、深刻な得点力不足に陥っているサンダーランドはレスターで燻ぶる同選手を獲得し、降格圏脱出にむけて再起をはかることができるのか。両クラブにとって、ひとつの鍵を握るポイントになりそうだ。

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