「フリーキックのためにいるわけじゃない」 ”ピルロ級”と称される男はキックだけの評価に不満

フリーキックばかりに注目集まる

今夏ローマからユヴェントスに移籍したMFミラレム・ピアニッチといえば、やはりフリーキックが最大の持ち味だ。6日のキエーヴォ戦でもピアニッチは直接フリーキックから決勝点を挙げており、これ以外にも惜しいフリーキックを放っている。

その精度からピアニッチはフリーキックが得意だった元ユヴェントスMFアンドレア・ピルロと比較されることも多く、キエーヴォ戦のフリーキックは評判通りのものだったはずだ。しかし、ピアニッチ自身はフリーキックのみにスポットライトが当たることに満足していない。

伊『Corriere dello Sport』によると、ピアニッチは「フリーキックのためにユヴェントスにいるわけじゃない」とコメントしており、フリーキック専門の選手といった見方に納得していない。まだまだピアニッチは流れの中から能力をフルに発揮できていないとの批判も受けており、それもフリーキックのみにスポットが当たることに影響しているのかもしれない。
これまでも元リヨンのジュニーニョ・ペルナンブカーノらがピアニッチのフリーキックをワールドクラスと称えていたが、ピアニッチとしてはフリーキックのことを褒められるのはもうお腹一杯なようだ。

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