イングランド代表は”ネームバリュー”だけでおかしい 結果出てないスタリッジ&バーディの招集に批判

他に呼ぶ選手はいたはず

6日に発表されたイングランド代表メンバーは、ネームバリューからなかなか離れられないことがよく分かる選出となった。マンチェスター・ユナイテッドで出場機会が減少しているウェイン・ルーニー、昨季ほどの活躍を見せていないレスター・シティFWジェイミー・バーディ、負傷明けのトッテナムFWハリー・ケインなど相変わらず顔ぶれは同じだ。

これにはイングランド国内でも疑問の声が挙がっている。特に注目を集めているのは前線の構成だ。前述したケイン、バーディ、ルーニーに加え、リヴァプールでファース トチョイスになっていないダニエル・スタリッジも選ばれている。彼らはビッグクラブに所属しているものの、それだけの理由で招集するのはいかがなものか。

SNS上ではスタリッジ、バーディを呼ぶくらいならサウサンプトンで今季リーグ戦5得点と結果を出しているサウサンプトンFWチャーリー・オースティンを呼ぶべきとの意見が出ており、「スタリッジはリヴァプールでベンチじゃないか!」といった厳しい指摘もある。
『EuroSport』もオースティンが選外になったことを伝えており、今回のメンバー選考に納得できる者は少ないはずだ。さらに少しベテランすぎる感もあるが、サンダーランドで孤軍奮闘しているFWジャーメイン・デフォーは6得点奪っている。スーパーサブとして呼ぶ手もあるだろう。しかもデフォーとオースティンは今週末のリーグ戦でも揃って得点を決めている。

それに比べてスタリッジ はリーグ戦無得点、バーディは2点だ。EURO2016開幕前には彼らも大きな注目を集めたが、今の状態は決して代表にふさわしいものではない。イングランドはサム・アラダイスが信じられない形で退任するなど期待を裏切り続けているが、このようなメンバー選考でサポーターの信頼を取り戻すことはできるのか。

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