レアルは2位でUCLグループリーグを突破すべき? 2位通過の方がベスト16が楽になるとスペイン紙

今季は少々特殊な状況に

2日に行われたチャンピオンズリーグのレギア・ワルシャワ戦を3-3の引き分けで終えてしまったレアル・マドリードは、現在ドルトムントにグループ首位の座を明け渡してしまっている。勝ち点差は2で、次の直接対決で勝利すれば首位通過も十分可能だ。

しかしスペイン『as』は、今大会に限れば2位通過の方が良いのではないかと伝えている。2位通過のチームは決勝トーナメント一回戦で首位通過のチームと対戦するため、ここで優勝候補とぶつかってしまう可能性もある。しかし、現状は少しばかり特殊だ。

レアルはスペイン勢のため、ベスト16でバルセロナ、アトレティコ・マドリード、セビージャと対戦 することはない。そしてこの3クラブは、現在グループ首位に立っている。
バルサのいるグループCは現在2位にジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティ、アトレティコの所属するグループDではバイエルンが2位だ。そしてセビージャの所属するグループHではユヴェントスが2位となっている。まだ最後まで戦ってみないと結果は分からないが、優勝候補と言われるチームが2位につけていることは注目すべきポイントだろう。首位通過した方がベスト16の戦いが有利との見方もあるが、彼らが2位で通過するのならレアルが首位にこだわる必要はないのかもしれない。

楽という表現はできないが、今季のグループステージは少々偏っている印象がある。グループAはアーセナルとPSGが通過を決めており、どちらも厄介なクラブだ。しかし他のグループを見ると、Bではナポリ、ベジクタシュ、ベンフィカが争い、Eではモナコ、レヴァークーゼン、トッテナムが争っている。

Gもレスター・シティ、ポルト、コペンハーゲンが争っている状況で、彼らは決して優勝候補ではない。アーセナルやPSGを除けば、レアルにとって難しい相手はほとんど存在しないように見える。現在2位に甘んじている状況に不安も感じているレアルサポーターもいるはずだが、今季は2位通過でもいいかもしれない。同メディアも2位通過の方が良いシナリオを描けるのではと伝えているが、首位通過にこだわるべきか。

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