岡崎をスタメンから外すなんて考えられない‥‥ ”カンテ並の影響力”と言われるサムライを外すな

地元紙はコペンハーゲン戦に満足せず

今のレスター・シティで絶対外せない選手は、もしかしたら日本代表FW岡崎慎司なのかもしれない。

指揮官クラウディオ・ラニエリは岡崎のことを「チームを目覚めさせるベルのような存在」と評していた。しかし、2日のチャンピオンズリーグ・コペンハーゲン戦で岡崎はベンチスタートだった。地元紙『Leicester Mercury』は、この判断に納得していない。

同メディアは、岡崎はが今のチームで最も調子の良い選手の1人で、昨季までチームに所属していたMFエンゴロ・カンテのような影響力を持つ選手だと高く評価している。その選手をベスト16行きのかかった試合でベンチスタートにした判断に不満を感じているようだ。
同メディアも評価する通り、岡崎の持ち味はハードワークにある。中盤まで守備に戻り、球際で勝負できる強さはチームを目覚めさせるだけの効果がある。しかし、それを一週間に2試合も続けることは困難との見方もある。今回ラニエリはフレッシュなメンバーで臨みたかったと語っているが、そうした面も考慮されたのかもしれない。

しかし、最近の岡崎は守備だけの選手ではない。 中盤に頻繁に顔を出す動きはボランチのダニー・ドリンクウォーターらを確実に助けており、攻撃を組み立てるうえでも岡崎の貢献度は大きい。しかも岡崎には相手をかわしてやろう、オレ1人で行ってやろうといったエゴがなく、組み立ての面で非常にシンプルにさばいてくれる。そうした点も、岡崎が外せない選手と評価される一因なのかもしれない。

結局レスターはコペンハーゲンと引き分け、勝ち点を二桁の10に乗せた。依然としてグループ首位に立っており、今回の結果も決して悪くはない。しかし、次節確実に勝ち点3を掴むためにも、チームを目覚めさせる男・岡崎のスタメン起用が求められている。

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