電光掲示板が壊れる異例のハプニング!? レスターvsスパーズは機械も人間もクタクタのドローで終了

2試合連続でスタメン出場

2試合連続でスタメン出場

パレス戦に続き英雄となれるか photo/Getty Images

日本代表FW岡崎慎司擁するイングランドのレスターが29日、プレミアリーグ第10節のトッテナム戦に臨んだ。試合はスパーズの本拠地ホワイト・ハート・レーンで行われ、岡崎は前節のクリスタルパレス戦に続きスタメンに名を連ねている。

昨季の国内リーグ3位と優勝チームによる対戦は、未だ無敗のトッテナムが主導権を握る形でスタートした。岡崎はドリンクウォーターとキングの中盤コンビを補佐するような“ほぼトップ下”のポジションに身を置き、主にバーディとムサの手前で起点としての役割を披露。もちろんスパーズのボランチを務めるワニャマとデンベレには執拗なチェイシングを見せ、十八番であるハードプレスは健在だ。一方のスパーズも韓国代表FWソン・フンミンが積極的なドリブル突破を見せるなど、奮闘。しかしながら両チーム共に1トップを張るヤンセンとバーディへ良い形でボールを配給することができず、なかなか決定的なシュートを放てない。

前半終了間際にはアリがクロスバーを叩くシュートを撃つなど猛攻を見せたものの、均衡は意外な形で破られる。43分にフートがヤンセンへのファウルを取られ、トッテナムはPKを獲得。これをオランダ代表FW自ら叩き込み、スパーズが先手を取って前半は終了。後半へと折り返す。

セカンドハーフはレスターの奇襲と共に訪れた。岡崎の猛プレスを受けたワニャマが浮き球のクリアを誤り、これを拾ったバーディがエリア中央へクロス。そこへ超速でムサが飛び込みレスターが同点に追い付いた。その後は勝ち越し弾を挙げようとスパーズも猛攻に出るが、随所で岡崎が効果的な守備を披露。技巧派のチャンスメイカーで知られるデンベレだが、日本人FWの粘り強いチェイシングからあっさりボールを奪われる場面も。後半、75分時点でのレスターはポゼッションが30%となっており、攻め込まれる時間帯が続くチームにとって岡崎の“カンテばり”の走力と守備力は大きな助けとなっている。78分にこの働き者FWはウジョアに代わりベンチへと下がったが、その貢献度は軽視できないものだったと言えるだろう。

その後は両軍共に白熱した攻撃サッカーの応酬を繰り広げたものの、ネットを揺らすには至らない。また、電光掲示板が故障したのか、終盤は数字の書かれたボードを用いて交代やロスタイムを表示する“緊急事態”となった同ゲームだが、スリリングな試合は無事に終了している。

昨季の優勝メンバーから変更はムサ1枚のみに留めたレスター。お馴染みのメンバーで展開したアウェイでのカウンターサッカーはいつにも増して成熟度が高まっていたように思えた。指揮官クラウディオ・ラニエリにとっては、今後のメンバー編成を大いに考えさせられるゲーム内容だったにちがいない。

[メンバー]
トッテナム:ロリス、ウォーカー、ダイアー、ヴェルトンゲン、ローズ、ワニャマ(→ウィンクス 87)、デンベレ、エリクセン、デル・アリ(→エンクドゥ 82)、ソン・フンミン、ヤンセン

レスター:シュマイケル、シンプソン、モーガン、フート、フクス、マフレズ(→オルブライトン 72)、ドリンクウォーター、キング、ムサ(→シュラップ 68)、岡崎慎司(→ウジョア 78)、バーディ

[スコア]
トッテナム 1-1 レスター

[得点者]
トッテナム:ヤンセン(44)
レスター:ムサ(48)

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