オランダはロッベン、スナイデルら”黄金世代”と別れを告げよ 「彼らのオレンジの時代は終わった」

ベテランになった選手たちは忘れるべきか

ベテランになった選手たちは忘れるべきか

未だにキーマンのロッベン photo/Getty Images

2010ワールドカップでは準優勝、2014ワールドカップでは3位と国際舞台で確かな結果を残してきたオランダ代表は、EURO2016の出場権を逃してから苦しい状況にある。1番の課題は世代交代だ。近年の成功はヴェスレイ・スナイデル、ロビン・ファン・ペルシーらがいたからこそ実現できたものだが、彼らも30歳を超えた。いつまでも彼らに頼っている場合ではない。

負傷離脱が続いているFWアリエン・ロッベンも同じだ。かつてアヤックス、さらにはJリーグの浦和レッドダイヤモンズでも指揮を執ったア・デモスは、ロッベンらの世代と別れるべきだと主張する。デモスはロッベンの負傷があまりに多いことを気にしており、ロッベンら黄金世代の終わりを感じているようだ。米『ESPN』が伝えている。

「ロッベンはもう1年以上代表戦に出場していない。にもかかわらず、まだみんなガラスの男ロッベンを待っているんだ。もう彼には別れを告げる時だ。ロッベンのオレンジの時代は終わったんだ。それは彼の世代のファン・ペルシー、ヤン・フンテラールもそうだ。スナイデルはまだ重要だが、彼も難しくなっている」
ロッベンのドリブルにはまだキレがあるものの、すでに32歳だ。いつまでもあの突破力に頼るわけにはいかず、新たな世代で戦っていかなければならない。偉大すぎる世代からの脱却は難しいが、オランダはロッベンやファン・ペルシーの世代を忘れられるか。

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