ヨハン・クライフが18歳のペップに告げた強烈ダメ出し! 「君はウチの婆さんよりもノロい」

ペップ、今は亡き恩師を語る

ペップ、今は亡き恩師を語る

フットボール史に残る天才クライフ氏 photo/Getty Images

彼らは国籍こそ違えど、“バルセロナ”というDNAの元で確固たるシンパシーを共有してきた。かつてカタルーニャの名門でヨハン・クライフ氏の指導を受けたペップ・グアルディオラが、若かりし日々を回想している。

今年3月にこの世を去った“フライング・ダッチマン”ことクライフ氏の自叙伝が出版された。アヤックスやバルセロナで華やかな現役生活を送り、指揮官としても最高の戦績を残してきた同氏だが、その達観した独自の哲学を分かち合える人間はごく僅かだ。英『Guardian』など複数メディアは、その数少ない共感者であるペップのコメントを伝えている。

「彼はとてもユニークだ。全体的にね。クライフが居てくれなかったら、私は今ここにいない。どうしてこの私がバルサやバイエルン、そしてマンチェスター・シティの指揮官をしているのか、その理由は私には分かる」

「クライフが成し遂げたことは私にはできない。世間は『ペップよ、なんて素晴らしい監督なんだ』と言ってくれるが、そんなのあり得ない。クライフがベストだ。彼は新しいものを創造すると、それをカタチにして皆に理解させた。とてつもないことさ」

恩師を称賛するペップの昔話は止まらない。彼は18歳で初めてクライフ監督の下でプレイしたときのことも次のように振り返った。

「ハーフタイムに彼にこう言われた。『君はウチの婆さんよりもノロい』と。確かにそれは当たってたね。本当のことだ。私がファーストチームにおいて初めて親善試合でプレイした夏のことさ。たしか相手は3部のチームだった。後半にも私は必死で挽回しようとしたが、彼からは『NO』とだけ言われたね。たったそれだけさ。私はもう2度とバルセロナでプレイできないのだと悟ったよ」

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