クラブで出番がなくとも…… ハリルが香川ら海外組を選出する理由「日本とヨーロッパではまったく違う」

代わりになれる選手がいない

代わりになれる選手がいない

日本代表を率いるハリルホジッチ監督 photo/Getty Images

JFA(日本サッカー協会)は、10月に開催される2018年ワールドカップアジア最終予選に向けた代表メンバーを発表した。招集された海外組の多くのメンバーが先発出場の機会を掴めていない。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「本来なら先発で出場していない選手は外さなければならない。だが現状、誰が代わりになれるのか。これは真実。日本のフットボールとヨーロッパのフットボールはまったく違いすぎる」と語った。そしてドルトムントの香川真司のケースを例に「ドルトムントは世界有数のチーム。香川は誰と競争しているのか。シュールレとゲッツェだ。彼らはワールドカップのファイナルを戦ったハイレベルな選手たち」だと説明し、ポジション争いが厳しい戦いだと擁護する。

香川だけでなく出場機会を掴めていない選手たちについて、UEFAチャンピオンズリーグに出場するチームでポジション争いを繰り広げていることを考慮し、「岡崎、清武、本田に関しても『先発じゃないからサヨナラ』というわけにはいかない。7〜8年代表に貢献した選手たちを排除してしまえばチームがメンタル的に壊れてしまう」と語り、選出する理由を明かした。そして「彼らを信頼している。ピッチで返事を待つのが私のやり方」だとメッセージを送った。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ