28日にチャンピオンズリーグでバイエルンと対戦したアトレティコ・マドリードは、ヤニック・フェレイラ・カラスコが奪った得点を守り切って1-0で勝利した。何度か決定機は作られたものの、バイエルンを0に抑え込む守備力はさすがだ。
英『Squawka』によると、ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコはこれでチャンピオンズリーグでのクリーンシート数が23となった。失点もわずかに20で、バルセロナやバイエルンといった強豪を抑え込む守備力は異常なレベルにある。
同メディアもバルセロナやレアル・マドリードと比較して火力は劣るが、守備は欧州屈指のものがあると称賛している。
そしてこの鉄壁を築いたのはシメオネだ。独『Sport1』によると、かつてバイエルンなどを率いたオットマー・ヒッツフェルト氏もシメオネのチームを高く評価しており、「シメオネがいなければアトレティコはリーガで4位以内に入れないはず」とその手腕を絶賛している。
決勝トーナメントに入ってもアトレティコは相手にアウェイゴールを許す機会が少なく、勝ち上がる術を知ったチームといえる。戦い方は決して派手ではないが、今季もアトレティコが上位まで勝ち上がってくる可能性は高そうだ。