これもグアルディオラ・マジックなのか 昨季の不調から一転、スターリングがプレミアNo1.ドリブラーへ

ドリブルを仕掛ける回数も増加

ドリブルを仕掛ける回数も増加

ドリブルを仕掛けるスターリング photo/Getty Images

マンチェスター・シティの指揮官にジョゼップ・グアルディオラが就任したことで最も影響を受けた選手は誰なのか。世界トップレベルとグアルディオラから称賛されたケビン・デ・ブルイネもその1人だが、やはり昨季から大きく変わったのはラヒーム・スターリングではないだろうか。

スターリングは昨夏期待されてリヴァプールから加入したものの、終盤にはポジションを失うなど苦しいシーズンを過ごした。しかし今季はグアルディオラの下で頼れる存在へと生まれ変わっており、全てにおいてパフォーマンスは向上しているように見える。英『sky SPORTS』によると、スタッツにもその変化は表れている。

スターリングが得意とするのはスピードを活かしたドリブルだが、昨季1試合当たりのドリブルを仕掛ける回数は1・92回、それに対して今季は3・88回まで増えている。また、成功数もプレミアリーグ屈指のものがある。
今季のドリブル成功数は22となっており、これはチェルシーのエデン・アザール、サンダーランドでプレイするアドナン・ヤヌザイの25回に次いで多い数字だ。しかも、スターリングの場合はペナルティエリア内でのドリブルが他の選手に比べて多くなっている。

スターリングはペナルティエリア内でドリブルを10回成功させているが、アザールとヤヌザイは2回のみ。ボックスの中ではスターリングが最も多くのドリブルを成功させている選手となっており、2位はリヴァプールのサディオ・マネで4回と差がついている。

昨季の低調なパフォーマンスに加えてイングランド代表でも結果を出せなかったスターリングには、ここで成長が止まってしまうのではといった見方もあった。しかし今季のパフォーマンスでそんな議論は消え、グアルディオラの下で確かな成長を遂げている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ