リヴァプールがプレミア最強の攻撃集団か 得点数、タックル、スプリントが示すクロップの”超攻撃性”

優勝をも狙えるか

優勝をも狙えるか

得点を量産するリヴァプール photo/Getty Images

今季開幕前はマンチェスターの両クラブ、チェルシーあたりが優勝を争うとの予想が多かったが、現時点でその予想通りに結果を出しているのはマンチェスター・シティのみだ。そんな中、少しのサプライズとなっているのがユルゲン・クロップ率いるリヴァプールだ。

リヴァプールはアーセナル、レスター・シティ、チェルシーなど難敵を次々に倒しており、上手くいけば優勝争いにも絡めると期待されている。しかし、これは当然の結果と言えるのかもしれない。

英『Daily Mirror』によると、クロップが指揮官に就任した昨年10月からリヴァプールは71の得点を記録している。これは同期間内ではプレミアリーグトップの数字だ。さらにポゼッション率55・8%、1試合平均のタックル回数22・4回、スプリント回数559もリーグトップの数字となっている。
問題は守備面のみだ。失点数49はリーグ10位の数字で、セットプレイから15失点しているのはリーグで3番目に悪い数字だ。昨季に比べると今季は守備面でも改善が見られるが、リードを守り切るような展開にはまだ不安が残る。

それでも攻撃面でこれだけの数字を残していれば、トップ4も十分に狙えるはずだ。上手くいけば優勝をも狙えそうだが、クロップが作り上げた超攻撃的なチームの快進撃はどこまで続くだろうか。

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