バルセロナは今夏に第4のFWとしてバレンシアからパコ・アルカセルを獲得した。ルイス・スアレス不在時に中央を務めることができるアルカセルは重要な戦力だが、見逃せないのはMFアルダ・トゥランの存在だろう。
アルダは今夏には放出されるかもしれないと噂されていた選手であり、バルサに移籍してからは良いパフォーマンスが披露できていなかった。しかしアルダはプレシーズンから何とか評価を高め、インサイドハーフに加えてネイマールやリオネル・メッシが務めるウイングの代役もこなせる貴重な人材となった。
アルダはトルコ『NTVspor』に対し、バルサ側に自身を売る意思はなかったと主張。噂だけが先行し、少々呆れている部分もあったことを明かしている。
「バルサに僕を売る考えはなかったよ。噂とかは聞かないようにしていたんだ。ただ、トルコメディアの話は本当に大袈裟すぎたけどね。僕は良い準備をしてシーズンに入れたし、コンディションもいい。バルサも僕を信頼してくれているし、その全てに応えることが可能だよ」
インサイドハーフに加えてウイングもこなせるアルダは非常に貴重な存在だ。MSNだけに頼りっぱなしというわけにもいかず、アルダらが得点に絡んでいく必要があるだろう。その期待にアルダは応えられるか。