「すでに岡崎とバーディがいるじゃないか」 完成された2トップ持つレスターに新FWは必要なし

ムサとスリマニに金を使いすぎたか

ムサとスリマニに金を使いすぎたか

バーディとコンビ組む岡崎 photo/Getty Images

昨季の奇跡を終わらせないために今夏積極的な補強をおこなったレスター・シティは、アーメド・ムサとイスラム・スリマニのFW2人を獲得。スリマニにはクラブレコードとなる2900万ポンドを費やしており、攻撃力強化に力を注いでいたことが分かる。

しかし、今夏のレスターの補強に疑問を持つ者もいる。英『HITC』によると、かつてアーセナルなどでプレイし、解説者を務めるチャーリー・ニコラス氏は前線の補強に力を注いだ理由が分からないとコメント。前線の駒が多すぎると主張した。

「今夏レスターはムサを獲得し、そしてスリマニを獲得した。でも彼らにはすでにジェイミー・バーディと岡崎慎司がいるじゃないか」
ムサはサイドでもプレイ可能な選手だが、最前線にはバーディ、岡崎、スリマニ、レオナルド・ウジョアらが揃う。チャンピオンズリーグのために枚数が必要との意見もあるが、同氏はムサとスリマニにこれほど高額な移籍金を支払う必要はなかったとの意見だ。

岡崎とバーディのコンビがチームを支えているのは明らかで、このコンビを解消するのは難しい。だからといってクラブレコードで獲得したスリマニをただのバックアッパーとして使うのももったいない。FW獲得に力を注いだレスターの戦略が正しかったかは微妙なところと言えそうだ。

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