テア・シュテーゲン、正GKとなった一戦で顔面ブロック バルセロナ、ビルバオを無失点に抑え2連勝

キックにはやや不安を残すも……

リーガ・エスパニョーラ第2節が28日に行われ、バルセロナとアスレティック・ビルバオが対戦した。試合はアスレティック・ビルバオの本拠地サン・マメス・バリアで行われ、クラウディオ・ブラボがマンチェスター・シティに移籍し、GKのポジションには負傷から復帰したテア・シュテーゲンがついた。

正GKの座を手にしたテア・シュテーゲンは序盤、キックミスからMFベニャにシュートを打たれピンチを招く場面もあったが、これを顔面セーブで防いで決定機を凌いだ。アスレティック・ビルバオは後方からボールを繋いで攻めるバルセロナDFに対して、前線から積極的に守備を仕掛けるも奪いきることができず、結局自陣のゴール前まで攻め込まれてしまう。試合が動いたのは21分、FWスアレスのパスを受けたMFアルダが左サイドからクロスを送りこむとゴール前に走りこんだMFラキティッチがヘディングで合わせて先制に成功する。ラキティッチは今季初得点を記録した。

バルセロナが1点をリードして迎えた後半。54分にFWリオネル・メッシがドリブルからシュートを放つなどビルバオゴールに迫るも追加点をあげることができない。ルイス・エンリケ監督は72分にDFユムティティに代えてDFマスチェラーノ、MFデニス・スアレスに代えてMFアンドレ・ゴメスを投入。さらに84分にはMFアルダに代えてMFラフィーニャをピッチに送り出すも試合の主導権はアスレティック・ビルバオが握りスコアは動かない。試合はそのまま終了。バルセロナはビルバオに1-0で勝利して開幕戦から2連勝を飾り、ルイス・エンリケ監督は公式戦通算100勝利を記録した。
[メンバー]
アスレティック・ビルバオ:イライソス、デ・マルコス、ボベダ、ラポルト、バレンシアガ、イトゥラスペ(→ベスガ 62)、ベニャ、ウィリアムズ、エラソ(→ラウル・ガルシア 62)、スサエタ(→ムニアイン 75)、アドゥリス

バルセロナ:テア・シュテーゲン、セルジ・ロベルト、ピケ、ユムティティ(→マスチェラーノ 72)、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、ラキティッチ、デニス・スアレス(→A・ゴメス)、メッシ、スアレス、アルダ(→ラフィーニャ 84)

[スコア]
アスレティック・ビルバオ 0-1 バルセロナ

[得点者]
バルセロナ:ラキティッチ(21)

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