守備が脆いうえに規律も守れない 2人退場のミランに指揮官は「レフェリーに異議を唱え続けるのは……」

2-4でナポリに敗戦

27日にアウェイでナポリと対戦したミランは、壮絶な打ち合いの末2-4で敗れた。0-2から2-2に追いついたところまでは見事だったが、後半29分に再び失点。その後は2人も退場者を出してしまい、試合が壊れてしまった。

これに対してミラン指揮官のヴィンチェンツォ・モンテッラは、ユライ・クツカとエムバイェ・ニアングの退場に失望したと明かしている。クツカは主審への抗議もあり、一発退場のような格好に。ニアングはナポリGKペペ・レイナを掴んで倒してしまったことで2枚目のイエローカードをもらってしまった。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、モンテッラは規律のなさに失望したようで、レフェリーに抗議を続けるのは受け入れられないと語った。
「私はパフォーマンスには満足しているが、ポイントを獲得できなかっのは残念だ。我々は最初の20分間ナポリより良かったけど、彼らは最初のチャンスを活かしたからね。我々はナポリをレッドカードで助けてしまった。判定が正しくなかったとしても、レフェリーに異議を唱え続けるのは受け入れられないよ」

ミランは守備面の脆さも露呈したが、同時にニアングのように若さからくる焦りも出てしまった。ビッグクラブと呼ばれる風格は感じられず、何とも後味の悪いゲームだった。上へ行くにはこういった試合展開でも我慢することが大切だが、モンテッラは戦術に加えて規律も説いていく必要がありそうだ。

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