開幕早々から起用法に不満のスタリッジ  クロップは臨機応変さ求める「これは自由自在なフットボールさ」

サイドでも関係なく決定機に絡め

昨季も何度か指揮官ユルゲン・クロップに起用法について苦言を呈することがあったリヴァプールFWダニエル・スタリッジは、先日もサイドで起用される時間が増えていることについて不満を漏らしていた。

スタリッジとしてはゴールを狙いやすいセンターフォワードの方がやりやすいとの考えがあり、常に中央でプレイしたいのだろう。

英『sky SPORTS』によると、クロップもスタリッジの発言を問題視してはいない。クロップはスタリッジをサイドで固定して起用していたわけではないと語り、ポジションに関係なく自由に動くことを求めている。
「私はダニエルにサイドプレイヤーとしてプレイしてほしいわけではないが、彼はそこもできるからね。彼をサイドで固定していたわけじゃない。バートン戦で彼が決めた2つの得点はボックスの中で、サイドにはいなかったと思う。これは自由自在なフットボールさ。彼はポジションを取るのが上手いし、守るのは簡単ではないんだ。彼との間に問題は何もないよ」

クロップはスタリッジにはあらゆる決定機に関わってほしいと思っているようで、スタートがサイドであったとしても機を見て中央に入ってプレイしてほしいとの考えも持っているようだ。

スタリッジを負傷させず、なおかつ不満が溜まらないようにプレイさせるのは簡単なことではないが、開幕直後に飛び出したスタリッジの不満を解消していけるか。

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