本田は結局サイドの選手なのか中央の選手なのか 米メディアはスピードと打開力がないと指摘

中央の方が持ち味を発揮できるか

今季もミランの選手としてシーズンをスタートさせた日本代表MF本田圭佑は、非常に苦しい立場にある。昨季は献身性を武器にシニシャ・ミハイロビッチの信頼を勝ち取ったが、今季は同じ右サイドでも求められている役割に違いがある。

ヴィンチェンツォ・モンテッラが採用する[4-3-3]のウイングには高い攻撃力が求められ、より個の力で打開できるスソの方が本田よりも序列が上になってしまっている。この現状に米『Bleacher Report』はモンテッラの考える[4-3-3]で本田が居場所を見つけるのは難しいと報じている。

同メディアは本田の自己犠牲の精神などは高く評価したものの、スソに比べてスピードや個で打開できる能力が欠けていると指摘。ダイナミズムのない本田にウイングを任せるのは難しく、ゲームを中央からコントロールする役割の方が能力を発揮しやすいはずだと伝えている。
今では本田もすっかりサイドの選手となったが、アルベルト・ザッケローニが率いていた日本代表では不動のトップ下だった。中央とサイドどちらの方が向いているのかといった論争は長く続いていたが、モンテッラのスタイルでは本田がサイドで持ち味を発揮するのは難しいかもしれない。

だからといってインサイドハーフにもジャコモ・ボナベントゥーラやユライ・クツカらライバルが多いが、本田がミランで居場所を見つけるにはどのポジションが最適なのだろうか。

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