チェルシーで定位置を再び確保しているDFジョン・テリーをイングランド代表に戻すべきなのか。イングランド代表監督に就任したサム・アラダイスがテリーの代表復帰を検討しているとの話題は大きな注目を集めている。
テリーはすでに35歳で、仮に2018ワールドカップに出場すれば37歳だ。大ベテランの域に突入しており、招集案に疑問を持つ者も少なくないだろう。
しかし英『sky SPORTS』によると、元アイルランド代表のトニー・カスカリーノ氏はテリーを招集すべきと考えている。カスカリーノ氏は経験値がセンターバックには欠かせないと語り、若手のジョン・ストーンズらを助けることになるはずだと招集案を後押ししている。
「センターバックは経験値が欠かせない特別なポジションだ。私は2度ワールドカップに、そして1度EUROに出場したが、我々にはケヴィン・モーラン、ミック・マッカーシー、ポール・マグラーがいた。彼らはみんな30代半ばだったが、彼らがチームを引っ張っていたんだ。今ジョン・ストーンズは若くて才能のある選手だが、テリーから恩恵を受けるだろう」
また、ストーク・シティに所属するチャーリー・アダムもテリーが未だにイングランド最高のセンターバックだと主張しており、年齢は大した問題にはならないと考えていることを明かしている。
テリーが復帰すれば若返りの勢いにブレーキがかかってしまう感もあるが、果たしてテリーは招集すべき選手なのか。賛否の分かれるところとなりそうだ。